妊娠期アスリートの身体的・栄養学的特徴とは?妊娠期アスリートの身体的・栄養学的特徴とは?

妊娠期の身体と食事の関係は?

妊娠による身体の変化に伴い、必要なエネルギーや栄養素の量も変わってきます。食事は一般的な「アスリートの基本的な食事の形」と同様に、「主食」「主菜」「副菜」「牛乳・乳製品」「果物」とし、妊娠週数や身体の状態に応じて、必要な栄養素を増やすようにしましょう。

アスリートの基本的な食事の形は?

 

妊娠期の食事で注意すべき点は?

つわりや胃の圧迫感による食欲不振で十分な食事が摂れない場合、食べられるときに食べられるものを食べるようにします。また、便秘予防のために、毎日決まった時間に排便する習慣をつけたり、きのこや海藻など食物繊維の多い食品を食べるようにするとよいでしょう。貧血傾向にある場合は、エネルギー、たんぱく質、鉄を意識して摂るようにします。

妊娠期にトレーニングを行う場合は、こまめな水分補給が必要です。また、妊娠期はトレーニング量が減るため、除脂肪体重の減少や脂肪の増加には注意が必要です。産後の競技復帰に向けて、食事や体重の管理を行いましょう。

この記事は「こどもむけ」の文章がありません。
読みたい時は、「大人向け」にきりかえて読んでください。

参考文献

  • 国立スポーツ科学センター「女性アスリートのための栄養・食事ガイドブック」p.20

関連ページ

「食事/スポーツ栄養学」の記事を読む