ビタミンAの摂取で注意することは?
ビタミンAは、主に皮膚と粘膜を健康に保ち、明暗に順応する視力にかかわります。ビタミンAが不足すると、皮膚や粘膜の乾燥や、視力低下や夜盲症などの症状があらわれます。
妊娠を希望する場合や妊娠初期は、過剰摂取に注意が必要です。数々の研究では、ビタミンAの過剰摂取により胎児に先天性の奇形が増加することが報告されています。妊娠を希望する人や妊娠初期の人は、1日の摂取量の上限である2700㎍RAE(※)を超えないように注意しましょう。
※レチノール活性当量
特に気を付けたい食品は?
レバーやうなぎは非常に多くのビタミンAを含んでいます。妊娠前や妊娠初期は食べるのを避けるか、食べる場合はごく少量にします。また、ビタミンAのサプリメントは、継続して大量に摂取することは避けましょう。