補食とおやつはどう違う?
3度の食事以外に摂取する食べ物や飲み物、という点ではどちらも同じですが、おやつは空腹を満たしたり嗜好性をもつのに対し、補食はエネルギーや栄養素を補給するものである、という点が大きく異なります。
補食の役割は、主に2つです。
- 3度(朝・昼・夕)の食事ではとりきれないエネルギーや栄養素を補給する。
- トレーニングに集中するため、あるいはトレーニング後の疲労回復や筋タンパク質の分解を少なくするためにエネルギーや栄養素を補給する。
菓子や清涼飲料水は、とり過ぎるとエネルギーや脂質の過剰摂取となります。おやつと補食は区別して考えることが大切です。
補食はどのタイミングでとるのがよい?
補食の目的は、必要なエネルギーや栄養素を補給してトレーニングに集中できる状態にすること、またトレーニングで消費したエネルギーや栄養素を補給し、体調を整えることにあります。トレーニングの2~3時間前か、トレーニング直後に、食事に影響が出ないようにとるようにします。補食には、トレーニング前はエネルギー源となるグリコーゲン濃度を高める炭水化物、トレーニング後は疲労回復を助ける炭水化物とたんぱく質をとるようにします。
補食に適した食品・料理
※トレーニング後なるべく早くに食事をとるのが理想的です。 ※食事に影響が出ないようにとりましょう。