エネルギー消費量に見合った食事の考え方エネルギー消費量に見合った食事の考え方

エネルギー消費量とは?

私たちは、生命の維持や日々の活動にエネルギーを必要とします。エネルギーは以下の場面で消費されています。

  • 基礎代謝(生命活動を維持するのに最小限必要なエネルギー)
  • 食後の熱産生(食事に含まれる栄養素が分解され熱となって消費される)
  • 運動やトレーニング
  • 日常の生活活動(労働、家事、通学・通勤など)
  • 自発的活動(姿勢の保持など)

エネルギーバランス


エネルギーの摂取/消費のバランスを知るには?

エネルギー消費量に見合うエネルギーを食事から摂取できているかは、定期的に体重を測定し、体重の変動を確認することでわかります。

体重の変動がない:エネルギー摂取量=エネルギー消費量
体重が増加:エネルギー摂取量>エネルギー消費量
体重が減少:エネルギー摂取量<エネルギー消費量

エネルギー消費量とは?

私たちが生きていくためにはエネルギーが必要です。からだを保つ、運動をするなど、次のような場面でエネルギーを消費しています。

  • 基礎代謝(きそたいしゃ。生きるために最小限必要なエネルギー)
  • 食後の熱産生(食事にふくまれる栄養素を分解する時に生まれる熱)
  • 運動やトレーニング
  • 日常の生活活動〔仕事、家事(料理・そうじ・洗たく・買い物など)、通学・通勤など〕
  • 姿勢を保つなどの活動

これらのエネルギー消費量をカバーするだけのエネルギー量を、食事からとる必要があります。

エネルギーバランス


エネルギー消費量と食事量のバランスを知る方法は?

日々の食事からとるエネルギー摂取量が、エネルギー消費量に合っているかを調べるには、定期的に体重を測定して、体重に変動があるかないかを確認すればわかります。

体重の変動がない:エネルギー摂取(※)量=エネルギー消費量
体重が増加:エネルギー摂取量>エネルギー消費量
体重が減少:エネルギー摂取量<エネルギー消費量

※摂取(せっしゅ):とること

参考文献

  • 日本スポーツ振興センター ハイパフォーマンスセンター 国立スポーツ科学センター. 女性アスリートのための栄養・食事ガイドブック(2022年3月), p.24.

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