産婦人科で処方される低用量ピルやプロゲスチン製剤は、ドーピング禁止物質を含んでいません。一部の低用量ピルは弱い利尿作用があるドロスピレノンを含んでいます。利尿剤は禁止物質ですが、ドロスピレノンについては世界アンチ・ドーピング機構国際禁止表に「禁止物質には含まない」と明記されています。
禁止物質の最新情報は、Global DRO JAPANで確認できます。ただし、禁止表は年1回(原則1月1日)以上改訂されるため、必ず最新の禁止表を確認するようにしましょう。
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低用量ピルは、ドーピングだいじょうぶ?低用量ピル・プロゲスチン製剤はドーピング禁止物質?
低用量(ていようりょう)ピルには、ドーピングで禁止されている物質は含まれていませんので、アスリートでも使用できます。ドーピング禁止物質は、年1回(基本的には1月1日)以上変更されますので、必ず自分で、最新の禁止表を確認するようにしましょう。
参考文献
- 東京大学医学部附属病院女性診療科・産科「Health Management for Female Athletes ver.3」p.81~83.
- 東京大学医学部附属病院女性診療科・産科「Conditioning Guide for Female Athletes2」p.42.
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