ストレスのサインとは?
ネガティブな考えが頭から離れなくなって、次のようになることはありませんか?
- 気持ちが落ち込む
- イライラしやすくなる
- 寝つきが悪くなる
- 休める時間も気持ちが休まらない
1つでも当てはまっていたら、ストレスがかかっているサインです。ストレスは、たまっていても、自分ではなかなか気づきにくいものです。最近の研究で、アスリートは一般の人と同じかそれ以上の割合でメンタルヘルスの不調を経験しやすく、特に女性アスリートはそのリスクが高いことがわかっています。
メンタルヘルスの不調が続くと、身体の不調や日常・競技生活にも影響がでるため、早めの対策と日頃のストレス管理が大切です。ストレスや不調に早く気づき、自分にあったセルフケアの方法をみつけることが大切です。
メンタルのセルフケアで良い方法は?
メンタルのセルフケアの一つに「感情日記」があります。心理学の研究で、自分の気持ちを文字にして書くと、不安やストレスを和らげる効果があることがわかっています。心が「つらい」「しんどい」と感じたとき、気持ちや考えを紙やノートに書き出してみてください。短い文章でもかまいません。自分の考えに気づけると、気持ちが少し楽になることもあります。
セルフケアで最も重要なことは、「自分を助ける」という意識を持つことです。書き出したら、「他の考え方はないか」「どうすれば自分のためになるか」と視点を変えて考えてみましょう。「親友や自分が信頼しているあの人だったら、どういう言葉をかけてくれるだろうか」を想像し、その言葉を自分にかけてみてください。
必要に応じて、身近で信頼できる人や専門家の力を借りることも検討してみましょう。